塩化アルミニウム液の副作用って?ワキガ、多汗症に良いの?

どうもどうも。
ワキガ王子です。(。-∀-) ニヒ

皆さん塩化アルミニウム(AlCl3)ってご存知ですか?

ワキガ対策の記事を探していたのに、突然化学の授業かよ!ヽ(`Д´#)ノ
と思うかもしれませんが実は、塩化アルミニウムはワキガの人にとって、とても身近な物質なので知っておいて損はありません。

塩化アルミニウムは僕たちワキガの人にとって嬉しメリットがある反面、口コミによる恐ろしいデメリットが書き込まれていることがあります。

今回は、そんな塩化アルミニウムにいついてフォーカスしていきたいと思います!

塩化アルミニウムはどんな作用があるの?

ワキガとの関係性、それは制汗です。
塩化アルミニウム液は、汗を止めやすくする効果を持っています。 ( ゜A゜;)マジ?
これは塩化アルミニウム液が汗と化合することで、結晶化し、毛穴などに蓋をして制汗するという形を作ってくれます。

毛穴に蓋をしているので、もちろん汗は出にくくなります。
この結晶化は化学反応の一つなのでしっかりと毛穴をふさいでくれるのです。

この結晶は肌細胞の入れ替わりや古い角質の排除の際に一緒に排出されるので、塩化アルミニウム液は定期的に塗布していく必要があります。

塩化アルミニウムは自作ができちゃう

塩化アルミニウム液は材料さえそろえば自作できるものでもあります。
自作するとコスト的に大きなカットにつながります。

塩化アルミニウムが手に入るならば、水とエタノールと混ぜることで塩化アルミニウム液を作ることができます。
塩化アルミニウム液は脇はもちろんですが手汗など、汗が気になるところ全部使うことができるのでコスト的には一番押さえることができます。

ですが塩化アルミニウムは刺激があるので肌の弱い方は痛みを感じやすい傾向にあるのも実情です。(;゚д゚)ェ..
また、配合も自分で行う為どうしても濃度が濃いめになる場合がおおく、効果は高いが肌へのダメージも大きな場合も珍しくありません。

それの影響で脇の下がかぶれてしまう事があるので、僕からは自作塩化アルミニウム液はあまりオススメできません
自作の塩化アルミニウム液を使用する場合はあくまで自己責任であることを念頭に置くようにしてくださいね。

塩化アルミニウムはどれくらいで実感できるの?

塗布してすぐに効果が出るというものではなく、塩化アルミニウム液は塗布後少しの間ですが皮膚に浸透させることが大事になります。
入浴後など汗の無い肌に使用していくことが大事であり、塗布して1時間ほど皮膚にしっかりとなじませていくことになります。

この際に脇だけではなく全身の臭いが気になる部分に塩化アルミニウム液を塗布していくと良いです。

朝などの忙しいときに1時間皮膚になじませるのはなかなか難しいので、前日の入浴後、就寝前に塗布することで寝ている間に浸透させることができます。
塩化アルミニウム液は1週間ほど効果が持続するので定期的に塗布する必要はあります。

塩化アルミニウムで臭いは削減されるの?

やはり、こちらも他のデオドラント商品と同様、効果に個人差が出てきてしまいます。
先ほども書いたように、塩化アルミニウム液は皮膚科で処方される医薬品にも配合されています。
医薬品と医薬部外品は大きな差があり、医薬品は医師の処方の元でしか使用できないので当然、効果も高いものになります。(・д・。)ナルホド

汗などに悩んでいる場合は皮膚科で一度相談し、塩化アルミニウム液の配合されている制汗剤などを使用してみて実際の効果を体験してみることが大切です。

皮膚科に行くのがめんどくさいよ(´o`;)
という方は、ワキガ王子が、臭気測定器を使って効果を試した

ノアンデを口コミ!【臭気測定器】を使ってワキガに効くのか実験しました

を参考にしてみてください。

日本の制汗剤にも使われている

日本の制汗剤にも一部塩化アルミニウムは使用されています。
一般的に市販されている制汗剤ではなく、多汗症の人などに向けて作られている医薬品の制汗剤には塩化アルミニウムが配合されており、安全に汗を止めることができます。

医薬品の制汗剤は皮膚科などで処方してもらうことになります。
簡単に入手できるもので安全性と確実性のあるものといってもいいですね。(´∇`*)ホッ

海外の制汗剤には多く含まれている

海外の制汗剤は塩化アルミニウム液の配合率が多く、しっかりと汗が止まることから輸入品のデオドラント商品はとても人気です。

個人輸入などで海外の制汗剤を購入するのは可能ですが、これらは日本の薬事法とは違った法律の元での製造になります。
ですので、日本人の肌には合わない場合もあるので、使用の際はあくまで自己責任が伴うということを念頭に置き、パッチテストなどをした上で使用するようにしましょう。

使用して少しでもかゆみやかぶれなどの異変を少しでも感じた場合は使用を中断し、使用している制汗剤を持参して皮膚科などの診断を受ける姿勢が重要です。

塩化アルミニウム液に副作用は?

塩化アルミニウム液は、その文字の通りにアルミニウムが入っています。
すべての人に当てはまるとは断言することはできませんが、アルミニウムは金属なので金属アレルギーのある人はかぶれをお起こしやすいというものがあります。

また、塩化アルミニウム液は金属アレルギーを持っていなくても、かぶれやかゆみなどを起こしやすいリスクがあります。(;゚д゚)ェ..
これは脇などの皮膚の薄いデリケートな部分部分に使用して、簡単に言うと毛穴を詰まらせることで汗を防いでいくので、かぶれやかゆみ、ほてりや赤みを起こしやすいのが副作用といえるかもしれません。

他のサイトなどを覗いてみると、アルミニウム脳症や乳がんなどというちょっと怖い単語もでてきますが、これらは医学的に実証されていません。
あくまでアルミニウム液という響きから体に悪そうとうわさが独り歩きしてしまったと考えてもいいかもしれませんね。(;¬д¬)

他にも、脇汗を止めたことによって他の箇所(頭部や額、背中など)からたくさん汗が出てしまうという代償性発汗も懸念されていますが、脇汗は通常の汗とは異なり体温調節機能を持っていないのでそう言ったリスクもほとんどないと言えます。

汗腺自体の働きを低下させる

塩化アルミニウム液は汗腺自体の働きを低下させるという動きがあると近年の研究で見つかりました。
これは使い続けることで汗をかきにくくなるということにも繋がります。

一見すると汗をかかないというのはメリットしかないように思えますが汗は老廃物の排出の役割も兼任しています。
メリットだけではなくデメリットも出てくるので、汗が完全に出ない状態を作り続けるよりもゆっくりと汗の量を減らしてく方が安全性が高いと考えてもいいでしょう。

汗疱状湿疹の発生

これは汗が毛穴につまることで引き起こされる湿疹になります。
湿疹はかぶれやかゆみも引き起こしてしまうことになるので、このような場合は塩化アルミニウム液の使用を一度中断し、肌荒れなどを治療するほうを優先しましょう。

また、脱毛中やむだ毛の除毛後に塩化アルミニウム液を使用することで効果が上がるという口コミなどもありますが、これは毛穴が開いていたり皮膚の表面に見えない傷ができていることと、その部分への浸透率が一時的に高くなっているので効果がある様に感じることになります。
実際には、湿疹などのリスクの方が高くなってしまうので、脱毛前後などは塩化アルミニウム液の利用は控えたほうが安全といえますね。_φ(・д・。)メモメモ

かぶれてしまった場合は?

ここまで何度か書いてきましたが、とても重要なことなので再度念を押しておきます。  ( ・д・)⊃)・O・)ムギュッ

かぶれなどが起きた場合には使用を速やかに中断し皮膚科に行くことです。
その際に汗などのかぶれなのか塩化アルミニウム液でのかぶれなどかも皮膚科医がしっかりと診断してくれるのでより自分に合った制汗剤を処方してもらうことにも繋がります。

一番ダメージが大きくなるのは肌がかぶれたまま塩化アルミニウム液を使用することです。
これはかぶれを悪化させてしまったり、金属アレルギーを起こしやすくなったりもします。
また、強いかゆみを起こしやすくなるリスクもでてきます。

自作の塩化アルミニウム液などを使用してかぶれが出た場合は原因の特定になるので必ず持っていくようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事を簡単にまとめると、

・塩化アルミニウム液が結晶化して毛穴に蓋をし、制汗させる。

・薬局などでは買えない場合がある。

・自作塩化アルミニウムの制汗剤はリスクが高い。

・塩化アルミニウムが含まれた制汗剤を使用したい場合は海外の制汗剤か、医師の処方。

・場合によって副作用の症状がでることがあるが、アルミニウム脳症や乳がん、代償性発汗などの副作用の可能性はほぼない。

といった感じです。

世の中にはたくさんの制汗剤やワキガ対策商品があるので、一番自分の肌に合った対策や商品が見つかるように日々新しいデオドラント品、対策に挑戦して効果を試す必要があります。

人によっては時間がなくて試すことができないことが多いと思うので、僕のサイトを参考にして最高の商品を探してみてください。

それでは、次の記事でお会いしましょう!      (・ω・)ノシ

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