アルコールはワキガ(脇の匂い)を増幅させるが適量なら対策になる!

ビールで乾杯

みなさんこんにちは。
ワキガ王子です。 (・□ゞグビグビ…(*~ρ~)ゞプハー

僕は普段からあまりお酒は飲まないのですが、たまに飲むと、なぜかワキガの臭いが強くなる気がしていました。
みなさんも、そんな経験ありませんか?

実は、アルコールはワキガだけではなく体臭全てを強くしてしまうことがある飲み物なのです。

まず第一に、アルコール自体が臭いの原因であること。
よく、飲み過ぎた翌日などは「酒臭い」などといわれたりしますよね。それです。
次に、アルコールは体温を上げる作用がある為、汗が出て臭いが出る。
さらに、アルコールを分解する際に生まれる副産物がニオイの原因となっている。

この三点がワキガを強くしている原因なのです。

と言うことで、今回はアルコールとワキガの関係について詳しく見ていきましょう!٩( ‘ω’ )و

アルコール自体の臭いによる影響

お酒の写真

まず、アルコールを飲んだ事によってワキガになることはないです。(´∇`*)ホッ
そう感じるのは、単に体臭が一時的に強くなったからだと考えられます。

僕のような、元からワキガの方がアルコールを飲んで強く感じる原因の1つとして、アルコール自体の臭いとワキガの臭いが混ざっていることがあげられます。
これにより、普段より強く感じる悪臭を悪化させてしまうこともあるのでアルコールそのものの臭いにも注意をした方が良いといえますね。

一般的に臭いの強いお酒は焼酎や日本酒などがあげられます。もちろん、アルコール度数も関係しています。(・д・。)ナルホド

これらはお酒自体にある臭いのほかに、酎ハイやカクテルなどにも使用されることが多く、他の材料との化合で臭いを強めてしまうことも。

焼酎などをストレートで飲んでいなくとも、酎ハイやカクテルなどで焼酎をベースにしたものを飲んでいる場合は臭いが強くなりやすいと考えておくといいですね。

お酒などの席にはおつまみや食事など刺激性のものなどが並びやすく、これらの相乗効果でも汗をかきやすくなり臭いを強めてしまう原因につながるといってもいいでしょう。(;゚д゚)ェ..

アルコールでの体温上昇による影響

脇汗を気にする男性

もう1つの原因として、アルコールが体温を上げる働きがあることです。
アルコール同様に刺激物としてタバコのニコチンがありますが、アルコールは摂取して間もなく発汗作用を促す働きが出てきます。
血中をアルコールが回りだすことで体温が上昇し始める訳ですね。(;´瓜`)ヤバイヨヤバイヨ

体温が上がることで発汗作用を促し、汗をかきやすくなります。
ということは、アポクリン腺からアポクリン液が出てくることになりワキガの臭いを強めてしまいますよね。

しかもこの汗、普段よりも濃度が濃い場合があります。ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
実は、体の水分が少し減っている可能性があるからなのです。

体温が高くなることで汗が出る。
そうすればもちろん、体内の水分が消費されますよね。

また、アルコールを分解すると人体にとって毒素であるアセトアルデヒドという物質が生まれます。
人間にとってこれはなので、体内の水分を使って薄め影響を和らげようとするのです。
これによってさらに、体内の水分が使われます。il||li (OдO`) il||li

そして、アルコール自体に利尿作用があるので尿として水分を排泄させやすくなります。
この3つの影響で、体内の水分が少なくなる傾向がある為、アポクリン液の濃度が高くなってしまう訳です。

アルコール分解による副産物の影響

悲しむ肝臓

先ほども少し書きましたが、アルコールが分解されると人体にとっては毒素であるアセトアルデヒドという物質が生まれます。
その毒素であるアセトアルデヒドがさらに分解されると酢酸という物質が生まれます。
この、2つの物質がニオイの原因。

酢酸はざっくりいうとお酢の成分です。
確かに臭いが強そうなイメージができますよね。( * o*)スッパイ…
そして、アセトアルデヒドは少量でも刺激臭として感じ取ることができます。

アルコールを飲みすぎてしまうと、アセトアルデヒドの分解が追いつかず、酢酸とアセトアルデヒドが体の中にどんどん溜まっていき汗と共に出てきてしまうのです。

そうすると…そうです。
ワキガだけでなく体臭全ての臭いが強くなってしまうのです。 il||li (OдO`) il||li
アルコールのニオイ+アセトアルデヒドと酢酸でさらに臭いが強くなっていたのです。

それらを対策するには?

アルコールを飲んだ事による脱水症状を回避する為にも、水分を飲む事です。
その際に飲むといいものは、緑茶。

アルコールの分解を促進してくれたり、血液中のアルコールの濃度を下げてくれたりしてくれます。
緑茶自体、ポリフェノールやカテキンが豊富に含まれているので、ワキガや体臭対策にも効果がありますのでオススメですよ。

トマトを食べる

トマト達

飲み会の席や、付き合いなどでどうしても飲まないといけない場合がありますよね。
そんな時は、トマトを食べながら飲むことをオススメします。

飲酒時にトマトを一緒に食べることで血中のアルコール濃度を下げるということが近年のヒトによる実験で立証されました。
お通しやおつまみなどにサラダや冷やしトマトなどを選ぶことで、アルコールの血中濃度を下げることにつなげることもできますし、飲酒前に軽くトマトジュースなどを飲んでおくのもいいかもしれませんね。

もちろん、飲みすぎないことにこしたことはありませんが、食材でも分解能力のサポートや血中の濃度の違いなどが出てくる部分を考えれば有効な手段の一つといってもいいですね。_φ(・д・。)メモメモ

週に1度は休肝日を

アルコールを日常的に摂取する人も多いですが、内臓疲労などを考えると週に1度はアルコールを飲まない日を作ることもワキガ対策にとって大切です。

お酒のお付き合いが続いた時などはノンアルコールデーと言った休肝日を作る様にし、内臓や血管など体を少し休ませてあげることで臭いなども変化が出てきます。

あと、余談になりますが、牛乳を飲むことで胃に幕を張るという民間伝承ありますよね。
実際には、牛乳自体に被膜効果はありません。
牛乳を飲んでも、アルコールや食事などで拡販されるのでこの話はあくまでプラシーボ効果的なものとしてとらえておいたほうがいいですね。

飲み過ぎは良くないけど適量だとワキガに効果的

少量のビール

アルコールは体温を高めたり、発汗作用があるので出来るだけ控えた方が良いと考えすぎて、お酒のお付き合いなどが全くできなくなる場合がありますが、そんなに考えすぎる必要はありません。

これまで、散々
アルコールは体臭を強くするゾ!ヽ(`Д´ )ノ
と言ってきましたが、実は適量だとワキガに効果的な場合があります。

その理由は、アルコールによるストレスの緩和があるからです。
ストレスを感じると、体臭が強くなる傾向があるのでアルコールを適量飲む事によりストレス発散、緩和されて臭いが削減されます。キタ━(゚∀゚)━!

アルコールによる臭い上昇はあくまで飲み過ぎてしまったり、自分の体の許容量を超えた状態で引き起こされると考えた方が良いですね。

適量ってどのくらい?

公益社団法人アルコール健康医学協会の見解ですが、

お酒の量(ml)× ( アルコール度数(%)÷ 100 ) × 0.8

であるとされています。
ビールならば500ml、日本酒ならば1合、ワインならば200mlが目安ということですね。

これ以上になると体内で分解しきれない量になってくると考えてもいいかもしれません。
もちろん、個人差があるので必ずしも上記の数式に当てはまるとは限りませんよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事を簡単にまとめると

・アルコールの分解によって生まれる副産物とアルコールそのものがワキガの臭いなどを強くしている。

緑茶やトマトを取り入れると対策になる

適量のアルコールなら、ストレスを緩和してくれるので、ワキガ対策につながる

という感じです。

上手に緑茶やトマトなどを取り入れながらアルコールの量をコントロールできるようにしておくことで当日のワキガの臭いはもちろん、体臭なども変わってきます。

もしかしたらお酒との付き合い方をうまくしてアルコールを味方につけると、とてもいいワキガ対策なのかもしれません。
ですが、飲み過ぎは禁物ですよ!(。-∀-)

それでは、次の記事でお会いしましょう!      (・ω・)ノシ

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